煎茶

【日本茶の70%を占める代表品種】
日本茶の消費量のうちおよそ70%を占める煎茶は緑茶の代表です。
摘んだ茶葉を蒸して発酵を止め揉み仕上げる製法は、江戸中期、永谷宗円が京都の宇治で考案したもので、現代もこの製法を受け継いでいます。

【深蒸し煎茶と普通煎茶】
「普通煎茶」は蒸し時間が約30秒と短く、茶葉の香りを重視してつくられます。
「深蒸し煎茶」は蒸す時間が1~2分と長いため、まろやかな味わいが生まれます。茶葉の蒸し具合によって、浅蒸し、中蒸し、深蒸しと表現することもあります。

【緑茶と煎茶】
煎茶は畑から摘んだ茶の生葉を蒸し、揉みながら細長い形状に乾燥し仕上げた緑茶の総称です。
良質な茶葉は、針のような形状で、艶のある濃い緑色をしています。
茶の品種は92種類程あり一般的な品種はやぶきた種です。

【なぜ、1煎目が一番おいしいの?】
茶葉をよく科学すると、葉の構造が、階層構造になっていることが分かります。
煎茶は葉を針状に仕上げるため葉の表面部分が特に旨みが強く、アミノ酸成分とあいまって1煎目が一番おいしいと感じられるのです。
茶葉が開く2煎目、3煎目にはそれぞれの味わいがあります。

【美味しい煎茶の入れ方】
①熱湯を茶碗に入れ、器を温める。(この湯を後で急須に注ぐ)
②人数分の茶葉を急須に入れる。1人分・約2〜3.5gが目安。
③湯温は、上級煎茶・約70℃、中級煎茶・約80〜90℃で用意する。
④茶碗の湯を急須に注ぎ、蓋をして抽出。浸出時間は茶葉により加減をする。

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